1972-05-11 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第24号
それから下限のほうの三千円を今度は一万二千円に上げようというわけですが、この三千円などという賃金は、いまの各企業の最低賃金の比較から見ても、ほとんどアルバイト以外には考えられないようなものですが、こういうものも、いろいろな現金給付、傷病手当金なんかはこの額に応じて給付されるわけですから、そういうものをやはり引き上げる必要がありますし、三千円というのは、あまりにも現実離れをしているので、船員保険並みの
それから下限のほうの三千円を今度は一万二千円に上げようというわけですが、この三千円などという賃金は、いまの各企業の最低賃金の比較から見ても、ほとんどアルバイト以外には考えられないようなものですが、こういうものも、いろいろな現金給付、傷病手当金なんかはこの額に応じて給付されるわけですから、そういうものをやはり引き上げる必要がありますし、三千円というのは、あまりにも現実離れをしているので、船員保険並みの
ただあえて申上げまするならば、今日私どもとしては、そういう線に沿いまして、一歩を進めるという意味で、少くとも私どもの所管に属しております厚生年金保険と船員保険につきましては、これは私ども統合の実を挙げたいという考え方で案を進めて参つたのでございますが、これも先ほど申し上げました船員保険と壁上の労働者の厚生年金とでは、給付のレベルが非常に違つておりまして、これを障害保険を、それを船員保険並みに引上げるということは